
2等航海士 199G/T (2024年入社)
私は七洋船舶管理の 「45日乗船15日休暇制度」 や、さまざまな船種に乗船できる点に魅力を感じて入社しました。
現在乗船している船は199tと、内航船の中では小型の船です。しかしその分、大型船では通れない狭水道を航行できたり、航海と機関の両方の仕事を経験できたりと、非常に勉強になる環境です。
乗船生活は「閉鎖空間で過ごす」というイメージを持っていましたが、実際は全く違いました。全国各地に行けるため観光やおいしい食事も楽しめて、「こんなに充実した仕事があるのか」と感じることもあります。もちろん大変なこともありますが、かっこいい先輩方の背中を追いかけながら、少数精鋭の一員になれるよう日々努力しています。
現在、船員不足が社会的に話題になっていますが、これからの若い世代がより良い環境で働けるように、業界全体が良い方向へ進んでいってほしいと思っています。

2等航海士 498G/T (2025年入社)
高校時代に進路で迷っていたときに知り合いの仕事が航海士だと知ったことが、船員を目指すきっかけになりました。様々な選択肢があり迷いましたが、最終的に波方の短大に進学しました。在学中にいろいろな会社の求人票を見たり、会社訪問や体験乗船したりする中で、他社と比べて乗船サイクルがやや短めで航海数も少なめの七洋船舶管理に魅力を感じ入社を決めました。また、乗船する船が小型であることもポイントのひとつでした。
入社後は499GTの鋼材船に乗船した後、現在は498GTのばら積み貨物船に乗船しています。学校や練習船で学んだ基礎を大切にしながら、これからも安全運航に努めます。
休暇中はボランティアとして川の清掃や遊覧船の運航に参加しています。少しでも町の美化や発展に貢献できればと、水辺のパトロールを楽しんでいます。

音田幸春(ベテラン船長)
戦後、兵庫県下の機帆船を集めて会社組織としたのが当時の兵庫機帆船運送(株)、のちの兵機海運(当社関連会社)で、淡路で機帆船の船主だった父は出資者の一人でした。私は昭和30年3月に中学卒業してすぐ船員として乗船。船乗りになって62年間ずっと兵機海運の所属船に乗船していて、いまの船で8隻目ですね。私は家業を継いだ形でしたが、当時は日活でマドロス(船員)を取りあげた映画が盛んで、船乗りにあこがれる若者は多かった。やっぱり映画の影響でヤクザにあこがれるのも多かったけど(笑)。いまはなり手が少なくなって寂しいね。船員=柄の悪い職業、仕事内容がキツイ、といったイメージがあるがそれは昔のこと。以前は相当時化ていても無理して航海していたけど、このごろはそんなことは絶対にしない。休日も、私が船員になった当初は1年のうち数日しかなかったがいまは違う。昔を知っていると、いまは本当に環境が良いと感じるね。映画が宣伝がわりだった時代から、それがなくなったいまは、もっともっと船員の仕事や現状を宣伝していかないとね。いい仕事なんだから。ちゃんと伝われば、若い子にももっと興味をもってもらえると思います。

2等航海士 499G/T (2025年入社)
女性船員も増えてきた時代とはいえ、まだまだ少ないのが現状で、男社会で働くことへの不安は正直ありました。そんな中、女性船員が多く在籍している七洋船舶管理を知り、「この会社なら安心して働ける」と思い入社を決めました。
実際に乗船してみると、女性船員の先輩と話す機会や一緒に働く機会があり、大きな心の支えになっています。先輩方は優しく丁寧に教えてくださり、自分が成長できる環境が整っていると感じています。
今は自分らしく一人前の航海士になれるよう努力を重ねています。これから船員を目指す方にも、安心して挑戦でき、やりがいを感じられる環境があることをぜひ知ってほしいです。

2等航海士 499G/T (2025年入社)
私は海の近くで生まれ育ったこともあり、自然と海に関わる仕事に憧れを持つようになりました。地元の水産高校に進学して船のことを学ぶうちに、船員として働きたいという気持ちが強くなり、さらに知識を広げたいと思い短大へ進学しました。
七洋船舶管理に入社したのは、女性が多く採用され、活躍されていると知ったのがきっかけです。最初は戸惑うこともありましたが、先輩方がとても丁寧に教えてくださり、船内の雰囲気も明るく、女性にとっても働きやすい環境だと感じています。
まだまだ勉強中ですが、一日も早く戦力になれるよう日々努力し、仲間と協力しながら成長していきたいと思っています。
